プロテインって運動してなくても飲んでいいの?
こんにちは!管理栄養士のゆいです。
私は、整骨院を運営する「株式会社たいよう」に所属しており、施術のほかにプロテインやサプリメントなどの健康食品も取り扱っています。
院内で患者さまとお話ししていると、こんな質問をよくいただきます。
「プロテインって、運動してなくても飲んでいいの?」
結論からお伝えすると、運動していなくても飲んでOK!
ただし、注意が必要なケースもありますので、詳しく解説していきます。
そもそもプロテインとは?
「プロテイン=筋トレ・ボディービルダー専用」というイメージをお持ちの方、いませんか?
実は、「プロテイン(Protein)」とは英語でたんぱく質のこと。つまり、「プロテインを飲む=お肉やお魚からたんぱく質をとる」のと同じような意味合いなのです。
プロテインの原料と含有量
プロテインの多くは牛乳や大豆を原料にしています。これらからたんぱく質を抽出・加工して、粉末状などにしたのが「プロテイン飲料」です。
例えば、1杯でたんぱく質が20g前後含まれているものが多く、これはお肉やお魚1食分に相当します。
なお、1日のたんぱく質摂取推奨量は
- 男性:約65g
- 女性:約50g
とされています(日本人の食事摂取基準より)。
プロテインが特に役立つのはどんな人?
プロテインを食事代わりに取り入れるメリットはたくさんあります。
① 調理の手間がない
お肉や魚は高たんぱくですが、調理や後片付けが必要です。その点、プロテインは水や牛乳に溶かすだけで簡単に摂取できます。
② 脂質を控えつつ、たんぱく質がとれる
肉や魚、卵などには脂質も含まれますが、プロテインならたんぱく質を効率よく摂取できます。脂質を抑えたいダイエット中の方にもぴったりです。
③ 常温保存が可能
多くのたんぱく質食品は冷蔵保存が必要ですが、プロテインは持ち運びや保存が簡単です。忙しい方や外出が多い方にも向いています。
こんな方におすすめ!
- 食事の時間が取れず、1日3食が難しい
- 主菜(たんぱく質源)が少ない食生活になっている
- ダイエット中で栄養バランスに気を付けたい
- 忙しくて手軽に栄養を補いたい
もちろん、運動習慣がある方にもおすすめですよ!
飲まない方がいい人っているの?
はい、体調や持病によっては注意が必要です。以下のような方は、医師や管理栄養士に相談の上で使用を検討しましょう。
- 腎臓・肝臓に疾患がある方
- 糖尿病で腎機能が低下している方
- 牛乳や大豆にアレルギーがある方
腎臓や肝臓はたんぱく質の代謝に関与しており、過剰な摂取は臓器に負担をかける可能性があります。
「飲まなくてもいい人」もいます
たんぱく質は毎食しっかり主菜(肉・魚・卵・大豆製品)を食べている人であれば、プロテインを無理に取り入れる必要はありません。
食事から十分にたんぱく質を取れている方は、それでOK!
プロテインはあくまで補助であり、主役は普段の食事です。
まとめ:プロテインは「必要に応じて」活用を
プロテインは、運動していなくても飲んでOK。
でも、「絶対飲んだ方がいい」「飲まないとダメ」な食品ではありません。
ライフスタイルや目的に合わせて、無理なく取り入れるのが大切です。
- 「今日は忙しいから食事代わりにプロテイン」
- 「脂質を控えたいからプロテイン」
- 「たんぱく質が足りないと感じたときの補助に」
こんな風に、前向きな活用方法が理想ですね。
ご相談受付中!
「私にはプロテインって必要?」
「今の食事でたんぱく質足りてる?」
など、気になる方はぜひ【LINE】でご相談ください!
単発の栄養相談から、食事分析や継続的なサポートも行っています。
あなたの目標に、栄養の力を!
⬇ LINE相談はこちらから(QRコードやリンクを設置)
